米10年債利回り:本当に方向感が感じられなくて…

~米10年債利回り~
תמונת-בזק

21:58 2018/08/20記載

   月足を見ると、バンドの形は上向きから収縮に変わりつつあるか否かのように見えます。ローソク足のほうは18年1月月足から月足+1σを上抜けて以来5月平均線(もしくは+1σ)~+2σのラリーをしているように思います。もし+1σや5月平均線ではね返されるようであれば、バンドの形は再び上向きになり上昇トレンドは継続するように思います。逆に+1σをしっかり下抜けるようであれば、バンドの形は収縮して、とりあえず25月平均線(現在2.41%)を目指すように思いました。その点でも月足+1σ(現在2.79%)付近はとても重要だと思います。チャネルで考えると、現在は緑の上昇チャネルで推移していると思います。現時点の値は緑のチャネルの真ん中付近であることから、この先どちらに動いてもおかしくなさそうです。月足レベルでは上昇トレンド継続中というのが一番の印象でした。

   
   週足を見ると、収縮していたバンドの形がヨコヨコに切り替わっています。どちらかの方向に大きく走り出すためのエネルギー充填期間中のように見えました。しばらくは値動きが乏しくなりそうです。おそらく2.74%(週足-2σ)~3.01%(週足+2σ)のラリーが少しの間続くのでは?と考えています。大きく動き出す目安として、上に走るのであれば5月14日週足高値(3.12%)を実体で上抜けるか、下に走るのであれば4月2日週足安値(2.72%)を実体で下抜けるかと考えています。ただ、その水準に到達するのはもう少し時間が必要に思いました。

   日足を見ると、バンドがヨコヨコです。7月6日安値で日足-2σにタッチし、7月23日に日足+2σを上抜けてバンドウォークするようにも見えましたが、8月2日に+2σから離れてしまっています。このことから、大きな方向性は乏しく、±2σのラリーが続くのでは?と考えています。現時点で日足-2σ(現在2.81%)付近に位置していることから、このまま日足-2σを下抜け下向きバンドウォークする可能性も否定できません。もし下向きに方向感が現れるのか否かの目安として、7月6日安値(2.81%)を実体で下抜けるか否かと考えています。

   現時点では本当に方向感がありません。もし、このまま7月6日安値を実体で更新するような下向きのサインが出るようであれば、おそらくアメリカ初のニュースがあるのでは?と思っています。なので、下向きと判断する際には株価指数の動きの確認やそれなりのニュースがないかを確認する必要があると思います。

・月足+1σを実体で下抜けるまでは上昇トレンド継続中
・週足・日足が方向性がでるためのエネルギー充填中かと
・下に大きく走るなら2.81%を実体で下抜けるか否かが目安
・本当に米10年債利回りに方向感が感じられない
・下向きに走るならニュースや株価指数のチェック
Trend Analysis

גם על:

כתב ויתור