ドル円相場の日足をスパンモデルスペシャルで分析してみましょう。

四角枠内の判断となります。

まず、スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを同時に表示させたチャートです。

尚、今回添付のスパンモデルスペシャルは、簡易版であり、スーパーボリンジャーの中でも、センターライン、+-1σライン、+-2σラインだけを表示させたチャートです。すなわち、スーパーボリンジャーの遅行スパン、+-3σラインは省略しています。

さて、以下は、簡単な分析のご紹介です。

■まずは、スーパーボリンジャーを用いて、主に「価格」の判断を行います。

1)遅行スパンが陰転継続中、
2)日足終値が-1σライン(緑色ライン)を下回って推移中
3)バンド幅が拡大傾向
等々から、ドル円相場は、現時点では、本格下落トレンドの中にあると判断できます。


■続いて、スパンモデルを用いて、主に「時間」の判断を行います。

1)売りシグナルが点灯、つまり、青色スパンが下方を推移、赤色スパンが上方を推移しています。
  すなわち、売りシグナルが点灯しています。
2)売りシグナルが点灯して以降、昨日時点で5日経過しました。
  この5日間は、「猶予期間」と呼びます。
  すなわち、売りシグナルが点灯して以降、5日間は、安値を付けやすい時間帯を示しています。
  チャートを見ると、確かに、売りシグナル点灯以降、3日目で安値を付けています。

今後の注目点は、猶予期間中の3日目に付けた安値109.02円を日足終値ベースでキープするか、それとも、ブレイクするかです。

ブレイクすれば、続落の可能性が高まりますが、ブレイクしないかぎり、反転上昇のシナリオが続きます。

以上、スーパーボリンジャーを用いた価格分析とスパンモデルを用いた時間分析です。

★結論を簡単にまとめると、
ドル円相場は、現在、本格下落トレンドの中にありますが、109.00円近辺を日足終値ベースでブレイクしないかぎり、反転上昇のシナリオがあるということです。言い換えると、価格面からは、本格下落トレンドを示していますが、時間面では、目先の安値を付けやすい時間帯にあるということになります。
Chart PatternsTrend Analysis

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