FRBパウエル議長解任を模索!?今夜FOMCは本当に利下げに踏み切るのか!!?

ブルームバーグの報道によると、トランプ大統領がFRBのパウエル議長の解任を選択肢の一つとして模索していたことが判明したようです。
FRBは米国経済の先行きに併せて、政策金利をコントロールします。
トランプ政権からすれば、これから中国との対立が鮮明になり、戦いが起こることを計算にいれた上で利下げをして万全の体制を整えたいのでしょう。しかしながら、FRBは米国経済自身を考え、現在のインフレに合った適正な金利を与えなければなりません。

ここでトランプ政権と溝が生まれているようです。
FRBが政治的な介入に屈するのか、独立性を尊重し、現在の金利水準を維持するのか、今後の経済には大きな影響を及ぼしそうです。

米長期金利を見ていると、利下げをほぼ織り込んでおり、不思議な絵面です。経済指標を見ていても、前年比ベースでは確かに悪化しているものがチラホラ伺えますが、利下げするほど悪化しているものは特にありません。
現状維持で十分なぐらいなのですが、市場は利下げを折込みつつあります。
ドル円のポジションを持ち越すのは危険ですが、向こう数時間の先行きをみてみましょう。

תמונת-בזק

まず日足です。
109円を割り込んでから108円台でしばらく推移をしております。日足ベースでは小さな上昇チャネルレンジに見えますがここ2〜3日のローソク足形状は上髭の陰線であまりよろしくありません。
テクニカルだけで見ると、下限のラインをブレイクすると大きく走りそうです。

תמונת-בזק

4時間足です。
108.16円にサポートラインが引けますが、ここから下値を掘りにいくのは少々難易度が高いでしょう。
108円のオプションにも阻まれて反発しやすそうです。
安値を更新するならば、トランプ大統領からTweetぐらいでしょうか。

今回、FOMCが利下げをする場合は、リスクオフ的な動きがありそうです。その場合、ドル円に限らず、ユーロ円や豪ドル円も下落するでしょう。
利下げなしの現状維持の場合、ドルは買い戻されます。
その場合はドル円上昇でドル買いを狙うよりも、ユーロドルやオジドルのショートのほうが分がありそうです。

ECBとRBAはかなりハト派に傾いており、すでに実体経済は悪化の一路を辿っております。(欧州5月のCPIは1.2%で、インフレ率2%とは程遠いでため。)
事実上、米国経済はまだまだ強いです。
FOMC後のトレードプランはこのように考えております。

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