ドル円は他通貨との相関係数が薄いですから、
現状取り扱いづらいのが実際の所ですが、注目度の高い通貨ですので、
個人的見解を載せておきます。

3月の急落により値幅を拡大させましたが、結果3月は陽線に終りました。
しかし、この終値の付近は1月の安値と2月の安値ですので意識される重要ラインとなり、
結果先週(3月30日~4月3日)はもみ合い相場を形成しました。

ここで一点、円で囲んだ箇所をご覧ください。

先週中日に月足も切り替わり、月足の切り替わりはポジションの増量が発生しますので、
緑矢印線のように記述した重要ラインをサポレジ転換してもよいはずなのですが、
そうなりませんでした。

個人的には、以後の上昇ファクターが何なのかは定かではありませんが、
現在ドル主体相場で、来週からは、EURUSDもGBPUSDもショートに流れる雰囲気でありますから、
ドル円も先週末の上昇とドル買い相場も含めて考えるとこれからは上昇に流れる傾向にあると踏んでおります。

そのきっかけとなるのは、紫色の線の上値抵抗です。
先週足高値のラインであり、ダブルトップ形状としても見て取れるため、
ベア派の損切指値が密集されている地帯として見て間違いはないと思います。

しかし、GBPJPYとGBPUSD、AUDUSDとAUDJPY、NZDUSDとNZDJPY、が各々相関係数が強く、
これらの通貨が相関係数の如く同調して下落していくようであれば、ドル円の上昇には不利になりますので、
結局は保ち合い相場になるのがおちのような気がします。

ですので、個人的見解としては、中立です。

以上です。
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