チャートは4時間足です。

金曜日に株価乱高下や金融政策をめぐる閉会中審査にて植田日銀総裁が出席しました。
その内容は7月の金融政策の時と同じ姿勢を貫き、円高に触れました。

また夜にはジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の発言がありました。
9月以降の金融政策の方針を示すことが多いことと、今年3月までの雇用統計の数字が下方修正されたため、そのあたりの見解なども注目となりました。
パウエルFRB議長は、労働市場の状況が冷え込んでいることを認め、(利下げする)「時が来た」と明言しました。
9月の利下げは確実でしょうが、利下げに対して慎重な姿勢を示さなかったため、年末までに1回の会合で2段階以上の利下げの可能性も残した印象を受けました。
市場ではハト派と受け取り、ドルは下落しました。

今後のアメリカは労働市場や景気にテーマが移り、本格的な緩和方向に舵を切ることになります。

まず次のドル円が大きく動くイベントは6日の雇用統計と考えています。
それまでは、クラスターポイントである141円ミドル~146円ミドルレンジで推移するのではと考えています。

トレード戦略としては戻り売りで来週は臨む予定です。
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