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日経VI:上昇、重要イベント控え警戒感継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+1.12(上昇率4.30%)の27.15と上昇した。なお、高値は31.76、安値は26.54。東京市場が3連休中、ダウ平均が2営業日通算で小幅ながら上昇したことや、日経225先物が先週末までの続落で1370円下落したことから、今日の日経225先物は買い戻しが優勢の展開となった。一方、今日は米大統領選と米連邦議会の上下両院選などの投開票、7日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表など重要イベントが控えていることから、今日は株価が堅調だったがボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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