時には大局的に見てみよう ~フィボナッチリトレースメント~

(7545) 西松屋チェーン 月足チャート

直近の日足チャートを見ると、物凄く上昇しているように見えるので、大局的に捉えてみました。

業績好調に伴い株価が上昇しています。

日足チャートだと、コロナショックの前の高値を更新していますので、堅調な動きであることが分かります。

これを月足チャートにかえると、大局の高値から安値の値幅の切り返しが38.2%戻りにも達成していないことが分かります。

日本では大きく下落した後の切り返しとしては、3分の1戻りや半値戻し(2分の1)、3分の2戻りなどといいます。

これをフィボナッチ(欧米的)で見ると、38.2%戻り、50%戻り、61.8%戻りといい、そういった数値が意識されやすくなります。

マーケットにおいては、より多くの投資家が意識しているところが、抵抗線や支持線となり易い傾向があります。

このチャートを月足で見て多くの投資家が意識しているとすれば、38.2%のところも意識されるでしょう。

そうでなければ、2016年の半ばの高値が意識されやすいでしょう。

なぜなら、2016年の高値はこのチャートを見る多くの投資家が意識し易い高値だからです。

このように、多くの投資家がどこを意識しているのかを見ることによって、抵抗線、支持線がどの辺りになりそうかのヒントが見えてきます。

フィボナッチは素晴らしい考え方なので、是非とも使いこなせるようなりましょう。

ただ、盲目的に使うのではなく、多くの投資家がどこを意識しているのだろうという考えを持ちながら使っていきましょう。

これは、トレンドラインや水平線、インジケーターも一緒ですね。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

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