1.25付近の安値をつけ、反転となっているポンドドルは、ブレグジットの行方を材料に上下しつつも、堅調な推移となっています。
1.43後半からの下落38.2%戻し付近である1.32前半の高値をつけて以降は、上昇一服で保合いといった様相ですが、現在下降ウェッジを形成中の可能性があります。
現状はどちらにも抜けておらず、保合いの中の動きとなっていますが、下降ウェッジのセオリーでは上抜けとなります。
ターゲットとしては、ウェッジを形成する前の上昇の波と同値幅がひとつ考えられますが、始点がウェッジを抜けたところとなるため、それまでは未定となります。
また、1.43後半付近の高値からの下落に対するフィボナッチリトレースメントから見るターゲットとしては、50%戻しの1.34前半や61.8%戻しの1.36中盤が考えられるのではないでしょうか。
1.33丁度付近も下落中の戻り高値となっており、意識されやすい可能性が考えられます。