ゴールドは、先週の見通しでは下値目途の方針を1720ドルまで面舵一杯に変更しましたが、
週初めに40億ドルの売り注文が入り、ストップロスを巻き込んで急速に下がりました。
1680ドルくらいまで下がったようですが、その後は反発し、75SMAに吸い寄せられています。
直近の投資方針はボラティリティが高く、難しいところなので、
9月の雇用統計の発表後までしばらくの間、様子見とします。
現在のゴールドのボラティリティGVZは15.15です。
ややファンダメンタルズ分析をすれば、現在はリバースレポで短期資金を吸収しているようですが、
どこかの時点で、米国10年債の利回りが上昇し、短期金利を利上げしていく方向性ならば、
金の価格は4時間足よりもやや長い目でみれば、下落トレンドかもしれません。
世界最大の投資会社ブリッジウォーターは、4月から6月末にかけて、金のETFポジション縮小していたようです。
環境整理
米国10年債の利回り:1.282%
GSG:15.78
チャートにある買いサインは、RSI戦略に基づくロングのみ売買アルゴリズムです。
RSIで25%下回り、再び25%を上抜いたタイミングに買いです。
この判定のアルゴリズムは中ぐらい精度で、プロフィットファクターが1以上になります。